脂質異常症にチャンピックスで禁煙とプロラクチン

タバコの害と言いますと、煙が直接器官を通る口内、ノド、肺などだけのようですが、実際は全身に悪影響を及ぼします。タバコの中には一酸化炭素という有害物質が含まれていますが、これは赤血球(ヘモグロビン)と結び付きます。それによって血管内で酸素の運搬量が減ったり、血液が流れにくくなったりします。喫煙によって起こる症状の中には、動脈硬化、心筋梗塞、虚血性心疾患などがありますが、これらは、一酸化炭素が原因となって引き起こされると考えられます。またニコチンも、血管を収縮させますので、血液の流れを悪くします。そうなると、特に気をつけなくてはいけないのが脂質異常症の人です。これは以前は高脂血症と呼ばれていました。この人たちは普段から血液がドロドロして血栓ができやすくそれに関係した病気のリスクが高いですが、それに加えて喫煙の習慣がありますと、ニコチンや一酸化炭素によって重ねて危険度が増すということになります。脂質異常症の人は、とにかく早く禁煙を成し遂げるべきです。喫煙率調査によると女性も1割の人が喫煙を続けています。女性の場合、喫煙するとプロラクチンというホルモンが低下することがわかっています。これは母乳の量が減ったり授乳期間が短くなってしまうという弊害を起こします。赤ちゃんの生育にも影響しますので、特に妊娠期の女性は禁煙を行なうべきです。そもそも母親本人が喫煙していますと、胎児が体体重児だったり、早産になることがわかっています。これは一酸化炭素のためと考えられます。また、生まれてきた子供も、受動喫煙によって気管支喘息になったり、中耳炎の原因にもなります。その前に禁煙しておくに越したことはありません。きっちりと禁煙し終える確率が高いのがチャンピックスです。チャンピックスは飲み薬の錠剤で、1日に飲む数や回数が決まっています。それに従って飲み進めば、高い確率で禁煙することができます。